マルジェラは、単なる思いつきの乱暴者ではなく、一本筋の通った正統派デザイナー。例えば、半年ごとに変かっていく現在のファッションシステムヘのアンチテーゼとして自分の過去の作品を新作のコレクションに発表したり、昨今のスーパーモデルブームを嘲笑うかのように等身大のマリオネットをコレクションのモデルとして起用したりといった「型破り」なエピソードには事欠かない。88年のデビュー以来、洋服の常識を破るような作品でモード界をリードしてきたマルジェラ。しかし、日本の若者たちは彼の作り出す服そのもの第2部ブランド図鑑よりも、彼の「服に対する姿勢(生きざま?)」や「過激なコレクション」などに強く惹かれているようだ。つまり、「サブカルチャー消費」であるといえるのではないか。そのカリスマぶりはサブカル雑誌の『スタジオボイス』で大特集が組まれるほどである。現在、マルジェラは、メンズは作られていないが、Tシャツなどの小物を中心にストリート系の男の子たちも愛用している。反エイズのメッセージが書かれた丁シャツは安価なこともあって、爆発的な人気となった。キムタクやV6が着ていたことでも有名である。なぜジャニーズタレントに人気があるかは不明。
当時、これらDCブランド企業に活躍の場を提供したのが、東京・原宿の「ラフォーレ原宿」というファッションビルだ。このビル全体をイメージアップするためにデザイナーズブランドだけで売場を埋めようとしたが、それができなかったので、キャラクターズブラソドの導入を図った経緯がある。これら企業は、もともと小規模なマンションメーカーとして単品生産からスタートした会社である。そして時代の流れに乗って急成長したのが、ファイブフォックスなのだ。バナナの代わりにブランドを与えて芸を仕込み、意のままに動かすことからサル回しと呼んだ。ブランドやコレクションの機会を与え、おのがままに動かす。それが社内では社長というポストであった。ところがデザイナーが造反し離脱し別のアパレル企業に結びつくようになったのである。それが、かつてのビギのデザイナーであった菊地武夫(現ワールド)、神戸知子、横森美奈子、細川仲といったデザイナーたちだ。
バッグは、何でもいっぱい、ボンボン入るものが使いやすいに決まっています。けれども、手にもつかショルダーにするかによって、大きさもちがってきます。通勤の乗り物の種類にも関係してきますし、その人が使いやすいと思うバッグはひとりひとりちがうものです。あえていうならば、何でも入るケリー・バッグは、丈夫ですし、使いこなせばこなすほど貫禄が出てくるバッグです。これは、亡くなったモナコのグレース王妃(グレース・ケリー)が好きだったエルメスのバッグです。1頭の牛からバッグ1個しか作らないために高いのですが、安物をたくさんもつより結局は経済的な選択かもしれません。また、若いころのココ・シャネルが「なぜ両手をフリーにしておかないの」という疑問をもって生まれたのがショルダー・バッグのはじまりです。確かに肩に下げるのは発明でしたが、今ではそれを越えて、たすきがけが流行の先端。まるで幼稚園児の遠足のようにだれもがかけています。ショルダーの場合、あまり大き過ぎて物が入り過ぎても、ゴロゴロします。必要な小型の化粧道具一式にハンカチとティッシュ、キー、ダイアリー手帳、財布、小銭入れ、そして余分に何か自分の大切なものが入ればいいですね。小物を入れる場所をよく考えたポケットつきのものと、中身のゆったりしたものが使いやすい機能的なバッグです。