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ギリシャのスーパーパラダイスビーチとは?

温暖なエーゲ海に浮かぶキクラデス諸島。39もの大小さまざまな島の中でも特にミコノス島は『エーゲ海の真珠』とよばれるほど風光明媚な島で、シーズンの夏ともなると世界中からバカンス客が押し寄せて、島の人口は一気に膨れ上がる。このミコノス島、単なるリゾート地としてだけでなく、ちょっと変わったスポットがある島として有名なのである。それはずばりゲイ専用ビーチ。スーパーパラダイスビーチと名付けられたそのビーチは島の南部にあり、シーズン中はゲイ専用のホテルやアパートなども営業している。ゲイと聞いて眉をひそめる方もあるだろうが、この島に集まるゲイたちは皆おしゃれでセンスがよく行儀もいい。ゲイたちのおかげで、ミコノス島は都会的な雰囲気にあふれている、といえるかもしれない。もともとギリシャはギリシャ正教の教えに忠実な暮らしをしているため、普段はゲイたちも隠れて生活せざるを得ないのだが、ミコノス島の入り組んだ海岸線と岩場は、ゲイたちの絶好の隠れ場所になっているというわけ。しかも島民の生活エリアからは離れているため、夏のシーズンだけは彼らにとってまさにパラダイスとなるのである。スーパーパラダイスビーチに行くには別のビーチから小型船で行くしかなく、一般の客が間違って迷い込んでしまう、ということはまずない。もしも興味本位で行ってみたとしても彼らは拒否するでもなく、のんびりと静かに自分たちの時間を楽しんでいることにちょっと驚くかもしれない。ただしビーチのはずれの岩場に行ったり、夕暮れを過ぎてもビーチにいたりすると、イコール『性交渉可』のサインなので、男性でその気のない方はくれぐれも気をつけるように……。

宗教で知る街の顔

最も現地の生活がよく分かるのが、宗教だ。日本では宗教というと特別なもののように思う人も多いが、逆に海外では何らかの宗教を信仰していることが当たり前になっている。世界の宗教を信徒別に見ると、世界人口の22.4%がキリスト教、イスラム教が11.8%、ヒンドゥー教が9.8%、仏教が5.3%という比率だ。だから、キリスト教は世界の人口の約4分の1が信仰する大宗教ということが分かる。そしてその宗教にも様々な宗派があるから、大きく分けてみると次のようになる。●カトリック圏●プロテスタント圏●イスラム圏●ギリシャ正教圏●仏教・儒教・道教圏●ヒンドゥー教圏●ユダヤ教圏●その他日本はどこに入るかというと、実感が湧かないかもしれないが、ミャンマー、タイ、ラオス、スリランカ、中国などとともに「イム教・儒教・道教圏」に入る。儒教の強いお隣の韓国でもキリスト教信者が10%近くいるし、フィリピンは国を挙げてのカトリック教徒だ。だが、日本のキリスト教徒は、全人口の1%程度しかいない。従って、本当に欧米の街を理解しようと思ったら、まず最も多く信仰されているキリスト教について、ある程度勉強しておかねばならない。例えば、欧米の街に行くとよく、「チャーチ」(Church)と「テンプル」(Temple)がある。同じような聖堂なのに、なぜそう呼ばれているのだろうか。「チャーチ」というのは、あくまでキリストを祀る教会を意味する。それ以外の宗教、例えばモルモン教などの寺院は「テンプル」だし、ユダヤ教も「テンプル」だ。教会ひとつの呼び名を見ても、こうした厳密な区分があることが分かるだろう。また欧米の街には、それぞれ街の守護聖人がいて、その聖者も厚く信仰されるし、キリスト教の洗礼を受けた人は、自分の守護天使を信仰する。キリスト教の聖堂内を飾る壁画や絵画の大部分は、キリスト伝で、その宗教的な意味を知らないと本当の鑑賞はできない。少なくとも欧米においては、キリスト教の聖堂内がそうした厳粛な場所だということを意識して、堂内に入ってもらいたい。

讃岐といえばうどん

讃岐といえばうどんである。しこしこして太めの麺を薄味のだしで食べる讃岐うどんはすっかり全国区になった。ただし、高松でとびっきりうまいうどんをみつけるのはなかなか難しい。なにしろ、麺類消費量日本一の数字が示すように、讃岐の人にとってはあまりにも日常的な食べ物であるので、それほど凝ったものにはなりにくいのだ。かつて、宇高連絡船があったころは、船のデッキで潮風に吹かれながら食べるうどんは爽快な楽しみだった。瀬戸大橋の開通でその楽しみがなくなったのはちょっと残念でもある。その瀬戸大橋の偉容はやはりたいへんなものだ。世界的に見ても土木技術の大記念碑で、海外の要人の視察も多い。


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