スワップという言葉は金融・為替の世界では、二通りの意味で使われています。一つは直物で五百万ドルを売ると同時に、先物で五百万ドルを買うといった、外国為替取引のスワップ取引です。しかしここでいうスワップとは企業などが持っている借金、つまり債務を交換する金融取引のことを指します。このタイプのスワップには金利スワップと通貨スワップの二種類があります。金利スワップは通貨が同じで、金利が異なる債務を交換することです。たとえばA企業が持つドル固定金利建て債務とB企業のドル変動金利建て債務の利息支払いを相互に交換し、Aは変動金利を払い、Bは固定金利を払うようにする取引です。